ML(メーリングリスト)の管理 |
K4 は XMailCFG と協調して特定のユーザに対してメーリングストの運営管理を許可したり、彼自身によるメーリングリストの新規開設やその削除を許可することができます。
K4/XMailCFG による ML 管理機能では以下のことが可能です。
ただし、マスター管理者とは XMailCFG にログインできるアカウントを指し、マスター管理者が XMailCFG において指定したアカウントがドメイン管理者です。
K4 における ML 管理機能を利用可能にするためには XMailCFG または K4 において以下の準備作業を行う必要があります。
マスター管理者はバージョン 1.55 以降の XMailCFG の [環境設定]-[K4環境設定]-[個人用メーリングリスト開設ルール] を設定します。これは K4 の config.local.cgi を直接に編集することでも可能です。詳細は [環境設定] セクションを見てください。
マスター管理者は XMailCFG の [リストの管理] から既存リストのプロパティを開き、[K4リスト管理] においてリスト管理者や最大メンバー数などを設定します(右図)。ドメイン管理者は K4 の [リストの管理] で同様の設定を行うことができます。これによりリスト管理者に指定されたユーザは K4 上でそのリストの管理が可能になります。
個人用メーリングリストの運用を許可されたユーザが K4 にログインすると [ML の管理] というメニューが追加表示されるので、そこからメンバーの追加など以下のような各種の管理作業を行うことになります。
個人用メーリングリストの新規開設を許可されたユーザが K4 にログインすると [ML の管理] ページに以下のフォームが表示され、任意のリストを開設することができます。
個人用メーリングリスト機能の提供は XMail の管理者にとって頭痛の種となる可能性があります。ユーザの乱暴狼藉によってサーバが過負荷にならないように厳重な監視を行うことをすすめます。
当初はユーザに与える権限をできるだけ少なくするように工夫してください。リストの運営数やリストメンバー数についてはとくに厳しい制限を行ってください。
■リストの運営数について
一人のユーザが運営できるリストの総数はマスター管理者またはドメイン管理者に割り当てられたリストと自分自身で開設したリストとの合計です。
■リストの開設数について
一人のユーザが新規開設できるリストは、XMailCFG の [ユーザの管理]-[K4 許可属性] または K4 の [ドメインの管理]-[ユーザの管理] の [□個のメーリングリスト開設を許可]で指定できます。
ただし、マスター管理者やドメイン管理者により割り当てられたリストがある場合はそれらも開設数としてカウントされます。
なお、新規開設を許可されていないユーザであってもマスター管理者またはドメイン管理者が割り当てたリストであれば運営することができます。
■ユーザ数制限について
ユーザが管理するリストにユーザ自身で追加できるメンバー数は以下のように決定されます。
ただし、マスター管理者は XMailCFG から制限なくメンバーを追加することができます。
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