K4 改版履歴
(XMailCFG 2.x対応版)
■ 0.90a (2009/02/12)
- メッセージ一覧で日付をキーにしてソートしたとき年度間の評価が正しく行われない不具合を修正しました。
- 自動応答において2バイト文字が含まれる本文を引用すると文字化けが起きる不具合を修正しました。
- ドメインの管理メニューで、作成が許可されないアカウント種別は一覧に表示しないようにしました。
■ 0.90 (2008/11/27)
- 掲示板を利用できるようにしました。グループやドメイン、個別ユーザによるコミュニケーションが可能です。
XMailCFG 2.33 以降で以下のように環境設定を行ってください。
- [K4の管理]-[環境設定]-[掲示板] で掲示板の利用を許可し、グローバル環境を適切に設定します。
- [K4の管理]-[掲示板の管理]-[新規作成] で新しい掲示板を作成します。
- [K4の管理]-[掲示板の管理]-[掲示板一覧]-[アカウント管理] で該当掲示板へのアクセス許可を設定します。
- 必須ではありませんが、アクセスを許可するユーザについては [ユーザの管理]-[K4アクセス権]-[掲示板ハンドル名] に該当ユーザのハンドル名を指定することができます。
- 準備完了ですが、バージョンアップでは K4/image フォルダ内の画像ファイルもコピーしてください。
- メッセージ内容を表示するときの行間指定を可能にしました。
- アドレス帳(グループの管理、ドメインの管理、メールボックスの管理)においてアドレス名に一部の半角カッコ文字(正規表現メタ文字)を不正に使用した場合、メッセージ作成ページなどで不具合があるのを修正しました。
- その他の修正・変更。
■ 0.89i (2008/10/20)
- メッセージ送信が成功裡に終わったかどうかを簡易チェックするようにしました。
- ログイン認証画面においてパスワード通知ページや管理者連絡ページの表示/非表示を制御できるようにしました。
- HTML の見直しなど、その他の修正・変更。
■ 0.89h (2008/10/03)
- 送信トレイに保存されたメッセージの Subject:フィールドの先頭に "Subject:" が付加される不具合を修正しました。
- その他の細かい変更。
■ 0.89g (2008/09/07)
- 受信メッセージをそのまま添付する場合に、添付が行われない場合があったのを修正しました。
- 添付ファイル名が URL エンコードされているメッセージで添付ファイルを取り出せない場合があるのを修正しました。
- ボディ全体が添付ファイルとなっている受信メッセージの添付ファイルを正しく取り出せない場合があったのを修正しました。
- ログアウトボタンに正しいログアウト先がマップされないことがあるのを修正しました。
- ウイルススキャンが "F-PROT Antivirus for Windows version 6" に対応しました。実行ファイル名は fpscan.exe です。
- その他の細かい修正・変更。
■ 0.89f (2008/08/01)
- メッセージ送信時、長い Subject:文字列を適切な位置で折り返すようにしました。
- ログイン後ログアウトせずに他のサイトに移動したあと再び K4 ログインページに戻る場合、有効期限内であればそのまま自動ログインするようにしました。
- その他の修正・変更。
■ 0.89e (2008/07/23)
- メッセージ転送オプション「このメッセージをそのまま添付ファイルにする。」をオンにしてもメッセージが添付されない不具合を修正しました。
- メッセージリスト表示画面において一部の SMTP クライアント(ICS SMTP Component)によるメッセージから添付ファイルが検出されない不具合を修正しました。
- ウイルススキャンが "a-squared Command Line Scanner"(http://www.emsisoft.com/、フリーソフトウェア) に対応しました。実行ファイル名は a2cmd.exe です。
- メッセージ送信フォームなどにリセット(やり直し)ボタンを追加しました。
- その他の修正・変更。
■ 0.89d (2008/06/21)
- ウイルススキャンが以下のソフトウェアに対応しました。
- AVG Anti-Virus Free Edition 8.0(日本語版)
実行ファイル名: \Program Files\AVG\AVG8\avgscanx.exe
- ESET NOD32アンチウイルスV3(日本語版)
実行ファイル名: \Program Files\ESET\ESET NOD32 Antivirus\ecls.exe
- ESET Smart Security(日本語版)
実行ファイル名: \Program Files\ESET\ESET Smart Security\ecls.exe
■ 0.89c (2008/05/19)
- メッセージ送信時に In-Reply-To:フィールドが正しく処理されない結果、メールクライアントによってはメッセージ内容が正しく表示されなくなることがある不具合を修正しました。
- 一部の UTF-8 メッセージのヘッダ解析に不具合があるのを修正しました。
■ 0.89b (2008/04/09)
- [アンチ・スパム]-[条件検索] で登録ルールの移動・削除ができないのを修正しました。
- 添付ファイルの名前に一部の記号文字が含まれる場合、またはファイル拡張子に2バイト文字が含まれる場合にダウンロードに失敗するのを修正しました。
- ActivePerl 5.8 版でごみ箱から元フォルダにメッセージを戻せない不具合を修正しました。
■ 0.89a (2008/01/13)
- [お知らせメール] や [自動応答] などのメニューを実行すると、[アンチ・スパム] メニューの実行でリダイレクトされてしまう不具合を修正しました。
- [ドメインの管理] でドメインユーザに対する [アンチ・スパム] メニューの表示/非表示を選択できるようにしました。
■ 0.89 (2008/01/03)
XMailCFG のアンチ・スパム機能を K4 から利用できるようにしました。K4 でアンチ・スパムメニューを表示するためには XMailCFG(2.30以降) で以下のようにする必要があります。
- [フィルタの管理]-[フィルタのオン/オフ] で「SMTP セッション終了後処理用フィルタ(インバウンド処理用、オフライン)をオンにする。」にチェックをつける。
- [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理]-[基本設定] で「フィルタリングを実行する。」と「ローカルアカウントあてメッセージをフィルタリングする(オフライン)。」にチェックをつける。メッセージボディのチェックも行う場合、「メッセージのボディ内もキーワード検索する。」にチェックをつける。
- 正規表現対応の条件検索メニューを表示するためには [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理]-[条件検索] で「条件検索を実行する。」にチェックをつける。
- [K4の管理]-[環境設定] で「アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定」を「許可する」にする。
- [ユーザの管理]-[K4アクセス権] で「アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定」にチェックをつける。
なお、XMailCFG 既定のフィルタ処理が K4 ユーザによる処理よりも優先されるため、K4 ユーザのごみ箱まで届かないスパムもあることに管理者は注意が必要です。
その他、受信メッセージの振り分けで正規表現による条件指定を可能にするなど、いくつかの機能拡張や細かい修正・変更を行っています。
■ 0.88a (2007/09/15)
- アドレス帳の登録・削除が機能しない不具合を修正しました。
- コントロールサーバへのアクセス用パスワードとして一部の記号文字が使われている場合、コマンド実行に失敗する不具合を修正しました。
- login.cgi?login+USER+PASS 形式のダイレクトログインを行ったとき、ユーザ名とパスワードが表示されないようにしました。
■ 0.88 (2007/08/09)
XMailCFG 2.28 がグループ機能に対応したことに対応する K4 です。グループ機能は、学校や大組織など、規模の大きなドメインにおいてクラス別や部門別にユーザを管理することを目的としたものです。
XMailCFG でグループを適切に構成すると、そのメンバーは以下のように K4 をグループ固有の環境で利用することができるようになります。
- グループ固有のログインメッセージを表示できます。
- グループ固有の追加メニューを表示できます。
- グループ固有の共用アドレス帳を利用できます。
- グループ固有のメッセージフッタを付加することができます。
- グループ固有のログアウト先 URL を指定することができます。
- グループ管理者はメンバー全員に同報メッセージを送信できます。
- グループ管理者はメンバーの登録、削除などの管理を行うことができます。
■ 0.87 (2007/07/06)
ユーザごとに詳細なアクセス権設定を行えるようにしました。
また、K4 ユーザが自分でログインして環境設定を行えるようにしました。
このバージョンから XMailCFG 2.27 以降で K4 の管理を行う必要があります。
- XMailCFG の [ユーザの管理]-[K4 アクセス権] で [アクセス権の拡張または制限を有効にする] にチェックをつけると、以下の項目についてユーザのアクセス権を個別に拡張または制限できるようになります。
- トップページの選択
- 検索エンジンの選択
- カレンダー表示の指定
- メッセージヘッダ表示の指定
- メッセージ一覧画面でのあて先(To:)アドレスの短縮表示の指定
- 1ページあたり表示メッセージ数の指定
- 表示メッセージ総数の指定
- 超過分メッセージ管理の指定
- アドレス帳登録数の指定
- 送信メッセージサイズ制限の指定
- 表示メッセージサイズ制限の指定
- 署名登録数の指定
- 署名最大行数の指定
- 添付画像ファイル縮小表示の指定
- 添付ファイル許可の指定
- 添付ファイル数制限の指定
- 添付ファイル最大サイズの指定
- 送受信フォルダ数制限の指定
- ログアウト時ごみ箱内メッセージ削除の指定
- ログアウト先 URL の指定
- XMailCFG の [ユーザの管理]-[K4 アクセス権] で [ユーザ自身による環境設定を許可する] にチェックをつけると、上記項目のうち以下の項目についてユーザ自身が設定を行うためのメニュー [オプション] が K4 画面上に表示されるようになります。
- トップページの選択
- 検索エンジンの選択
- カレンダー表示の指定
- メッセージヘッダ表示の指定
- メッセージ一覧画面でのあて先(To:)アドレスの短縮表示の指定
- 1ページあたり表示メッセージ数の指定
- 添付画像ファイル縮小表示の指定
- ログアウト時ごみ箱内メッセージ削除の指定
- ログアウト先 URL の指定
- メールボックスの管理スタートページとアーカイブ閲読スタートページでメッセージの一括削除ができなくなっていたのを修正しました。
- [ファイルの管理] でフォルダアイコンとファイルアイコンを表示するようにしました。
- その他の変更・修正。
■ 0.86 (2007/06/17)
- セキュリティを高めるためとメンテナンス上の都合により、このバージョンから "リンク情報による認証" 機能を削除しました。これにより、Cookie 機能を利用できない環境では K4 を利用できなくなりました。ただし、K4 はセッション中のみ有効なタイプの Cookie を利用し、クライアント PC 上には何もデータを残しません。
- 新メニュー「ファイルの管理」が利用できるようになりました。ディスク上の特定の場所(個人用フォルダ)にファイルをアップロードし、管理できます。また、受信メッセージから添付ファイルを取り出して個人用フォルダで管理することができ、個人フォルダ内の任意の複数のファイルを選択して添付ファイルにすることもできます。(動作仕様は後記参照)
- メッセージ一覧画面で複数のあて先アドレスがある場合にそのすべてを表示するか先頭の一つを表示するかを選択できるようにしました。
- 添付ファイルがあるなど、メッセージサイズが大きい場合の送信処理を改善し、コンピュータへの負荷が少なくなるようにしました。
- 受信メッセージの内容(ヘッダ、ボディとも)を何も変更せず、そのまま任意のあて先にメッセージを転送できるようにしました。
- 添付ファイルつきの送信済みメッセージを再送信するとき、オリジナル添付ファイルを再添付できるようにしました。
- ログイン認証に成功した場合に、ログインに先立って任意の外部スクリプトを実行できるようにしました。詳細は XMailCFG の [K4環境設定]-[K4のカスタマイズ(1)]-[ログイン前実行スクリプト] を参照してください。
- その他の修正・変更。
- このバージョンから XMailCFG 2.26 以降で環境設定を行う必要があります。
- -------
- 「ファイルの管理」の動作仕様は以下の通りです。ファイルやフォルダをフォルダ間で相互にコピー・移動する場合の動作について注意が必要です。
- 割り当て容量(ディスクスペース)、フォルダ内ファイル数、サブフォルダ数、フォルダ階層、ファイルサイズ制限などを XMailCFG の [K4環境設定] から制限できます。
- 1つのフォルダ内において、同名ファイルが存在できます(ファイルの管理情報は異なります)。ファイルのコピー・移動では、コピー先に同名ファイルが存在しても上書きは行わず、同名の別ファイルとして処理します。
- 1つのフォルダ内において、同名サブフォルダは存在できません。フォルダのコピー・移動では、コピー先に同名フォルダが存在する場合、上書きは行わず、「(コピーされたフォルダ #1)」、「(移動されたフォルダ #2)」のようにリネームして別フォルダとして処理します。
- フォルダのコピー・移動では、コピー元の内部フォルダもコピーしますが、コピー結果が階層制限を超えてしまうフォルダについてはコピーを行いません。
■ 0.85 (2007/01/01)
XMail 1.24、XMailCFG 2.25 に対応する K4 ですが、[自動受信] メニューで外部サーバにメッセージを残すためのオプションを指定できるようになった点だけが前版と異なります。
■ 0.84b (2006/12/17)
- 添付ファイルのウイルススキャンを行っている環境で、一部の日本語名ファイルをアップロードしたときウェブサーバの内部エラーとなる不具合を修正しました。
- このバージョン以降の K4 と XMailCFG 2.24c 以降を使用したとき、XMailCFG の [K4 の管理]-[サービスの一時停止] においてその時点で K4 にログインしている可能性のあるユーザの一覧を表示できるようにしました。
■ 0.84a (2006/11/22)
- メッセージ内容表示画面からインターネットサイト(URL)へのリンクをクリックして別画面をオープンするとき、従来は JavaScript を利用して小ウインドウをオープンしていましたが、通常のアンカータグから target='_blank' でオープンするように変更しました。これは、オープン先サイトでさらに同様の JavaScript が使用されている場合にそれが機能しない場合があることが判明したからです。
- マイクロソフト社のブラウザ IE 7 が <base target='....'> によるオープン先フレームの指定について期待通りに動作しないので、各アンカータグ内に直接にオープン先を指定するように変更しました。観察したところでは IE 7 にはその他にも不可解な動作があるようです。
- Thunderbird による添付ファイルつきメッセージを正しく解析しない場合があるのを修正しました。
■ 0.84 (2006/05/14)
- 受信メッセージの自動振り分けが可能になりました。K4 で実際に振り分けの設定を可能にするためには、XMailCFG 2.22a 以降のバージョンで以下の作業を行う必要があります。
(1) [環境設定]-[XMailCFG 環境設定]-[受信メッセージの振り分け] を [実行する] にする。
(2) [K4 の管理]-[環境設定]-[振り分けの指定] を [許可する] にする。
(3) [ユーザの管理]-[K4 アクセス権]-[振り分けの指定] にチェックをつける。
これで K4 にログインしたユーザは [振り分け] というメニューを見ることになるので、そこから振り分けルールを登録することになります。
なお、(2)と(3)は K4 上の [ドメインの管理] メニューからも実行可能です。
- 受信トレイ、受信フォルダごとに未読メッセージ数をカウントするようにしました(従来は受信トレイのみカウント)。
■ 0.83b (2006/05/10)
- [アーカイブ閲読] において検索結果表示で表示項目のずれがある不具合を修正しました。
- 添付ファイル名に正規表現メタ文字が使われているとき、メッセージ内容の表示でウェブサーバの内部エラーになる不具合を修正しました。
- [受信拒否] においてワイルドカード文字を含む登録エントリを削除できない場合がある不具合を修正しました。
- 環境設定でメッセージの検索を禁止しているにもかかわらず検索フォームが表示されてしまう不具合を修正しました。
- XMailCFG 2.22 で受信メッセージの自動振り分けが可能になったことに合わせ、受信フォルダでも新着チェックを行うようにしました。
■ 0.83a (2006/02/14)
- [ML の管理] でメーリングリストの新規作成ができなくなっていた不具合を修正しました。
■ 0.83 (2006/02/01)
- [ 重要 ] これまで K4 は XMail のコントロールサーバにアクセスするためのアカウントを XMailCFG フォルダの config.local.cgi から得ていましたが、この方法ではアクセス権の影響により一部のウェブサーバでトラブルが多いため、このバージョンから K4 自身の config.local.cgi にそれを格納する仕様としました。この格納アカウントは XMail と同じ算法で暗号化するため、XMailCFG 2.21 以降から K4 の環境設定を行う必要があります。
- Macintosh ユーザの一部で K4 ログインに失敗する事例が報告されているにもかからわず長く未解決のままでしたが、このバージョンでそれがようやく解決した可能性があります。IE の cookie にかかわる動作が Mac OS 上と Windows 上とで異なることが原因でした。
- Black Jumbo Dog (札幌ソフト開発工場、http://homepage2.nifty.com/spw/)のウェブサーバ上で K4 が動作するようにしましたが、動作テストは不十分です。。
■ 0.82f (2005/12/22)
- 超過分メッセージの内容表示ができない場合があったのを修正しました。
■ 0.82e (2005/12/02)
- 04WebServer で添付ファイルが閲覧できない場合があったのを修正しました。
- [転送の指定] で、文言の修正と説明の追加を行いました。
- その他の細かい修正・変更
■ 0.82d (2005/10/12)
- メニューが上部フレームと左フレームとに分散していたのを「ドメインの管理」を除きすべて左フレームに配置することにしました。
ドメイン管理者以外は上部フレームのメニューは現れません。
- 送信者アドレスに正規表現メタ文字 '+' が入っているとメッセージ内容の表示で内部エラーになるのを修正しました。
- メッセージの印刷表示で最初の空白行以降が表示されない不具合を修正しました。
- 超過分メッセージの表示でメッセージ内容の表示を可能にしました。
- その他の修正・変更。
■ 0.82c (2005/09/26)
- ごみ箱で超過分メッセージを表示できなかったのを修正しました。
■ 0.82b (2005/09/10)
- [MLの管理] において管理者投稿が機能していなかったのを修正しました。
- 返信または転送のため元メッセージを引用したとき余分な改行が入る場合があったのを修正しました。
- メッセージ内容表示画面で空白行に隠しリンクを入れ、そのポイント&クリックでページ先頭に戻れるようにしました。
- その他の細かい修正・変更。
■ 0.82a (2005/08/15)
- [緊急] K4 0.82 バージョンで搭載された空メッセージによる登録/削除機能に不具合があり、[ドメインの管理]-[リストの管理] または [ML の管理] からメーリングリストに対して何らかの環境変更を行うと、正常な動作環境が失われることが分かりました。0.82 バージョンでメーリングリストの操作を行ったユーザは本バージョンで該当メーリングリストの環境設定を再実行してください。なお、XMailCFG からの操作では問題はありません。
■ 0.82 (2005/08/12)
- ドメインの管理や個人用メーリングリストの管理において、空メッセージ投稿によるメンバー登録/削除の設定を行えるようにしました。ただし、XMailCFG 側での設定も必要です。詳細は XMailCFG の該当部分を参照してください。
- Macintosh ファイル形式による添付ファイルを正しく扱えない不具合を修正しました。
- パスワード更新通知が送信されない不具合を修正しました。
- [ML の管理] において細部の動作が作成意図と異なる部分を変更・修正しました。その結果、一部の表示内容(メニュー項目など)が前バージョンとは異なる可能性があります。このメニューを利用しているユーザは表示内容の確認を行うことをすすめます。
- その他の細かな修正・変更。
■ 0.81 (2005/08/03)
- メールボックス内に制限数以上のメッセージファイルがある場合、従来はそれを非表示にしていましたが、このバージョンからそのヘッダ情報を一覧表示し、個別にまたは一括して超過分メッセージを削除できるようにしました。config.local.cgi 中において allowrest 変数の値を 1 にしてください。XMailCFG 2.17 以降の [K4の管理]-[環境設定]-[超過分メッセージの管理] から設定が可能です。
- お知らせメール機能において、ヘッダ情報(Subject,From,To,Date)のみ通知するオプションを追加しました。
- パスワードの更新で、更新情報を指定アドレスに通知できるようにしました。
■ 0.80d (2005/07/07)
- ヘッダが異常なメッセージの内容表示で Web サーバの内部エラーになることがあるのを修正しました。
- アドレス帳にメールアドレスを追加すると合計数が不正になるのを修正しました。
- [自動受信] で外部ユーザ名にアポストロフィ(')やショートアンド(&)などを指定できるようにしました。
- [ドメインの管理] や [ML の管理] において、[Reply-To:アドレスの付加] で任意のアドレスを付加する場合の処理を改善しました。
■ 0.80c (2005/05/31)
- [メールボックスの管理] ページから [下書き] ページまたは [ひな形] ページを開いたとき、それぞれのメッセージの保存情報が正しく読み込めなかった不具合を修正しました。
- ウイルススキャンが SOFTWIN BitDefender Free Edition (http://www.bitdefender.com/index.php) に対応しました。スキャンプログラムは bdc.exe (C:\Program Files\Common Files\Softwin\BitDefender Scan Server\bdc.exe) です。なお、BitDefender は Windows のサーバー版でも動作します。
■ 0.80b (2005/05/16)
- ヘッダが異常なメッセージがあるとメッセージリストの表示に失敗する不具合を修正しました。
■ 0.80a (2005/05/11)
- 添付ファイル名やその拡張子を正しく取得できない場合があったのを修正しました。
■ 0.80 (2005/05/07)
- 新たな環境変数(config.local.cgi中に指定) smtphelo を追加しました。この変数は K4 からメッセージを送信するさいの SMTP HELO コマンドの値となり、送信メッセージヘッダでは Received: フィールドにおける SMTP クライアント(K4)のドメイン名となります。従来は localhost(127.0.0.1) 固定で、それでは中継先 SMTP サーバによっては受け取りを拒否されてしまう可能性がありました。XMailCFG 2.16c 以降からこの設定が可能です。config.local.cgi 中にこの変数が存在しない場合、localhsot が smtphelo のデフォルトとなります(従来と同じ動作)。
- アドレス帳から To:, Cc:, Bcc: を指定してメッセージを送信できるようにしました。また、アドレス帳の登録情報を編集・更新できるようにしました。
- 送信メッセージの From:の末尾にカンマが付加される不具合を修正しました。
- 拡張子のないファイルを添付できない不具合を修正しました。
- マルチパートメッセージの解析方法を改善しました。
■ 0.79c (2005/04/08)
- 添付ファイルつきメッセージの転送で元ファイルが添付されない不具合を修正しました。
■ 0.79b (2005/04/07)
- 個人用メーリングリストの新規作成で、リスト名を入力せずに [作成する] ボタンを押すと不具合が発生するのを修正しました。
- 受信ロギングフォルダについてはメールボックス使用量にカウントしないようにしました。
■ 0.79a (2005/03/04)
- 自動応答で本文引用を行わないオプションを追加しました。
- オープンソースのウイルススキャンエンジン Clam AV for Windows (http://www.sosdg.org/clamav-win32/) を、環境変数 clamdb、clamtemp の追加指定のみで使用できるようにしました。これらの変数は手作業で config.local.cgi 中に下記のように指定する必要があります。(ClamWin で書庫ファイルも検査できるようにするためには各書庫形式に対応する解凍プログラムが別途必要です)
clamdb = c:\clamav-devel\share\clamav (パターンファイルの在所を定義)
clamtemp = c:\clamav-devel\tmp (作業ディレクトリを定義)
- 一部のブラウザ対策として HTML 表示上の微調整を行いました。
■ 0.79 (2005/02/10)
- XMailCFG 1.6 対応版です。古いバージョンの XMailCFG からは正しく環境設定を行うことはできません。
- ウイルススキャンが F-Secureアンチウイルス ("クライアント セキュリティ" と "Windowsサーバ版"、http://www.f-secure.co.jp/)に対応しました。スキャンプログラムは fsav.exe です。
- ActivePerl 5.4 対応版で添付ファイル名が UTF-8 エンコードされている場合にデコードするようにしました。
■ 0.78d (2005/01/07)
- NOD Antivirus と Trend Micro Client/Server Security でウイルス存在の判定が行われなくなっていたのを修正しました。
■ 0.78c (2005/01/06)
- F-Prot for DOS でウイルススキャンができなくなっていたのを修正しました。
■ 0.78b (2004/12/20)
- [ドメインの管理]-[リストの管理] でメーリングリストのプロパティを更新するとリストプロセッサによる確認応答に関する一部の設定値が保存されない不具合を修正しました。なお、確認応答関連の設定は現バージョンの K4 では実行できません。XMailCFG 側で設定する必要があります。
- スキャンエンジンに NOD32 を使用している環境で、(1) 添付ファイルアップロードでスキャンが行われない、(2) アーカイブファイル内のスキャンが行われない、(2) 一度感染ファイルが検出されると他の添付ファイルについて一律に感染ファイルとみなされてしまう、などの不具合を修正しました。
- ウイルススキャンが Trend Micro Client/Server Security (http://www.trendmicro.com/jp/home/smb.htm) に対応しました。スキャンプログラムは vscanwin32.com です。
■ 0.78a (2004/12/08)
- ウイルススキャンエンジンとして NOD Antivirus (http://canon-sol.jp/product/nd/)を利用できるようにしました。オープンソースのエンジンである ClamWin Antivirus (http://www.sosdg.org/clamav-win32/index.php) も使用可能であることを確認しましたが、こちらは追加設定が必要です。サポートサイト等でアドバイスを求めてください。
■ 0.78 (2004/11/17)
- ウイルススキャンが F-Prot Antivirus for DOS に加え、AVG Anti-Virus(動作確認はフリー版、http://www.grisoft.com/) と F-Prot Antivirus for Windows (動作確認はシェアウェア版、http://www.f-prot.com/)、McAfee VirusScan (動作確認は Enterprise お試し版、http://www.mcafee.com/jp/) で実行できるようになりました。それぞれオリジナルの 32 ビットスキャンエンジンが利用できるため、F-Prot for DOS 版で多かった動作不良を大幅に軽減でき、また高速なスキャニングが期待できます。
- それぞれのアプリケーションのインストールではウイルススキャンに必要な機能のみをインストールすることをすすめます。インストール後はメールサーバの運用環境に応じた適切な環境設定が必要な場合があります。環境設定に自信がない場合、ウイルス定義ファイルの自動ダウンロード機能を除き、該当アプリケーション関連のすべての常駐プログラムやサービスアプリケーションを停止してください。K4 によるウイルススキャンはそのような環境でもっとも安定して動作します。
- スキャンプログラムの指定は config.local.cgi 中の scanner 変数に、AVG Anti-Virus では avgscan.exe を、F-Prot Antivirus for Windows では fpcmd.exe を、McAfee VirusScan では scan.exe を、それぞれフルパスで指定します。
- 【謝辞】 アプリケーションのインストール方法やセットアップ上の注意点について、スーパー工房(http://sl.hunet.ne.jp/)の技術相談室 [How to XMail] における Dr. Ballon さん(#872、AVG Anti-Virus について) と Ryou さん(#831、McAfee VirusScan について) との情報提供を参考にさせていただきました。両氏に謝意を表します。
- 【情報求む】 Symantec 社の Norton Antivirus 2004(動作確認は体験版、http://www.symantec.com/region/jp/、エンジンは navw32.exe または navwnt.exe) でもウイルススキャンが可能なことを確認しましたが、スキャン後の処理完了ポップアップ表示を抑止する方法が分からないため現時点では常時運用はできません。抑止方法について情報提供を求めます。
- [アーカイブ閲読] でも [メールボックスの管理] と同様に添付ファイルや HTML 形式のメッセージを処理できるようにしました。ウイルススキャンも行われます。
- メッセージリストやメッセージ内容の表示画面において、送信者アドレス(From:)が得られない場合、もし Reply-To:アドレスや Return-Path:アドレスが得られるならそれを送信者アドレスとして表示するようにしました。
- ログイン時にブラウザがフレーム対応かチェックするようにしました。
■ 0.77b (2004/11/02)
- [アーカイブ閲読] でメッセージ表示を [次へ/前へ] ボタンで移動したとき、メッセージのカウント表示に不具合があったのを修正しました。
- 追加メニューを設定していると、個々のユーザの K4 アクセス権にかかわらず標準ログイン画面にそれらが表示されてしまう不具合を修正しました。
- ドメイン管理者がログインしたとき、[アーカイブ閲読] スタートページに一括削除リンクを表示するようにしました。
- メッセージ内容の表示において、テキスト中の URL 文字列の解析を改善しました。
■ 0.77a (2004/10/17)
- XMailCFG 2.12 で標準フィルタ機能を完全に停止できるようになったことに対応し、該当フィルタ機能が停止されている場合に K4 上では "(一時停止中)" という注意を表示することにしました。影響を受ける K4 のメニューは、Message-Id:ヘッダタグの付加、Reply-To: ヘッダタグの付加、Subject: ヘッダタグへのマクロの付加、お知らせメール、リストプロセッサ、自動応答、受信拒否、受信制限(受信許可)、ヘッダ/フッタ付加などです。
- 強制付加フッタに変数 %user% と %domain% を使用できるようにしました。
- ログイン時に自動的にメールアドレス入力フィールドにフォーカスが移動するようにしました。
- メッセージヘッダの解析処理を改善しました。
■ 0.77 (2004/10/08)
- K4 から送信するメッセージの末尾に任意内容のフッタテキスト(日本語可)を強制付加できるようにしました。K4 の config.local.cgi にエントリ forcemsgfooter = 1 を追加し、XMail の MailRoot/domains、MailRoot/domsins/DOMAIN、MailRoot/domsins/DOMAIN/USER/XMailCFG のいずれかのフォルダ内に K4.msgfooter.tab という名前でフッタファイル(テキストファイル)を置けばそれがフッタとしてメッセージに付加されます。複数の場所に K4.msgfooter.tab が作成されている場合、フォルダ階層の深い場所にあるものが優先して使用されます。なお、K4 管理者あてのメッセージについてはフッタは付加されません。この設定は XMailCFG 2.11 以降から行えます。
[備考] MailRoot/domains には全ドメイン/全ユーザを、MailRoot/domsins/DOMAIN には個別ドメイン DOMAIN の全ユーザを、MailRoot/domsins/DOMAIN/USER/XMailCFG には該当ユーザを、それぞれ対象にしたフッタファイルを置きます。
- K4 の内部変数として利用できるユーザ定義の Perl 変数を config.local.cgi に追加できるようにしました。ここで追加する変数は K4 のすべてのスクリプトからグローバル変数として利用することができます。ただし、追加変数の名前は k4x から始まらなければならず、該当変数の値は 512 バイト以内にする必要があります(日本語可)。この設定は XMailCFG 2.11 以降から行えます。
- アーカイブ閲読で、ドメイン管理者でないのに投稿メッセージ閲覧画面に削除ボタンが表示される不具合を修正しました。
- その他の細かな変更・修正。
■ 0.76c (2004/09/19)
- パスワード更新メニューにおいてパスワードに一部の記号文字が含まれる場合に更新に失敗することがあったのを修正しました。
- その他の細かな改善。
■ 0.76b (2004/09/07)
- メッセージ本文に "Content-Disposition: name='bcc'" などの記述があるとメッセージが送信されず下書きとして処理されてしまう不具合を修正しました。サポート掲示板における petit さんのご協力のおかげです。
■ 0.76a (2004/09/06)
- メッセージ本文に "Content-Disposition: name='bcc'" という記述があるとメッセージが送信されず下書きとして処理されてしまう不具合に暫定的に対処しました。
- ActivePerl 5.8 版で UTF-8 メッセージの解析処理を改善しました。
- メモ帳機能のいくつかの不具合を修正しました。
- その他の細かい修正・変更。
■ 0.76 (2004/08/16)
- メッセージ送信時に Reply-To:ヘッダタグを付加できるようにしました。
- 受信メッセージのヘッダ部に Date: フィールドが見つからない場合は Received: フィールドから送信時刻情報を検索するようにしました。
- メッセージ検索がフレーズ検索に対応しました。
- [メールボックス管理] トップページにおいてトレイまたはフォルダ内の全メッセージを一括削除できるようにしました。
- 標準ログイン画面のメニュー配置を多少変更しました。
- 長いページの閲覧時にページ先頭へ移動しやすいように「上へもどる」ボタンを複数の場所につけました。
■ 0.75 (2004/07/18)
このバージョンは仕様変更が伴っています。
- 環境設定で二重ログインを禁止している場合、既存の有効なログインが存在するときに同一アカウントによる新たなログインが試行されると「このアカウントは使用中です」というメッセージを表示して門前払いにしていましたが、このバージョンからその場合でも強制ログインを可能にするオプションを追加しました。config.local.cgi における変数名は slogin2 で、XMailCFG 2.08 以降から「K4 環境設定」-「二重ログイン禁止時の強制ログイン」で設定できます。
【注意】
1. このオプションを有効にすると既存の有効なログインは新しいログインによって強制終了させられます。もし誰かがログイン中に別の誰かが新たなログインを行うと、ログイン中のユーザは強制リダイレクトされます。
2. また、ログイン中のユーザはブラウザの再読み込みボタンを利用することでログインを無制限に延長できるようになります。(強制ログインを許可しない場合は旧版と同様に不正ログアウト扱いです)
- メッセージの送信など、何らかの処理を実行しようとしたときにログイン有効時間が過ぎていた場合でも処理自体は最後まで行い、その後に時間切れ画面を表示するようにしました。これにより長文メッセージの執筆中に時間切れになってメッセージを失うという悲劇を防ぐことができます。
- 閲覧メッセージの本文中に現れるメールアドレスにリンクを埋め込み、クリックにより新規作成画面を表示するようにしました。
- 検索画面を除くメッセージリストの任意の項目で昇順または降順のソート表示を可能にしました。項目タイトルのクリックで昇順と降順とが交代(トグル動作)します。
- 一部の添付ファイルつき HTML メールを正しく解析できないことがあったのを修正しました。
■ 0.74i_perl58(拡張モジュール) (2004/07/06)
- ActivePerl 5.8 以降をインストールしている環境で K4 の機能を拡張するためのモジュールです。
- インストールにより UTF-8 エンコードのメッセージを閲覧できるようになります。
- ダウンロード・展開し、既存のスクリプトに上書きしてください。環境によってはスクリプトの先頭行を修正する必要があります。
■ 0.74i (2004/07/05)
- K4 から送信した添付ファイルつきメッセージを K4 の送信フォルダから閲覧すると本文の最初の空白行までが欠けて表示される不具合を修正しました。
■ 0.74h (2004/07/04)
- 送信者アドレス(From:)固定モードでFrom:に実名が入らない不具合を修正しました。
- 「全員に返信」にチェックをつけて返信フォームを開いたとき、あて先アドレスの一部が正しく引き継がれない不具合を修正しました。
- 「全員に返信」の場合、返信メッセージのTo:には送信者アドレスのみを、Cc:にその他のすべてのアドレスを入れるようにしました。
- 「全員に返信」ではない場合でCc:があるメッセージに返信するとき、Cc:を引き継がないようにしました。
- その他の細かな修正・変更。
■ 0.74g (2004/06/27)
- 送信トレイ/送信フォルダ内のメッセージを再送するさいに、あらかじめ署名を読み込んでメッセージ作成を行おうとすると処理に失敗する不具合を修正しました。
- アドレス名に日本語を使ったアドレス帳エントリがメッセージ送信画面のドロップダウンリストに表示されない不具合を修正しました。
■ 0.74f (2004/06/12)
- Netscape 4.x でログインに失敗することがあるのを修正しました。ただし、Netscape 4.x では K4 の全機能を利用することはできません。
- [ドメインの管理]-[アクセスログ] でタイトル部分にゴミが表示されるのを修正しました。
- メッセージ内容の表示時に Bcc:フィールドも表示するようにしました。
- メッセージ送信フォームで署名を本文に挿入して再表示するためのボタンをつけました。
- 受信トレイ/受信フォルダから送信トレイへメッセージを移動できるようにしました。
- その他の細かな修正・変更。
■ 0.74e (2004/04/19)
- US-ASCII Q エンコードされたヘッダをデコードするようにしました。
- [ドメインの管理] でドットで開始または終了するユーザ名やリスト名を作成できないようにしました。
- [ML の管理] で新規メーリングリストを作成したとき最大メンバー数が正しく設定されない不具合を修正しました。
- [ML の管理] で作成したメーリングリストがユーザ自身で削除できない不具合を修正しました。
■ 0.74d (2004/03/19)
- aaa@bbb.com (ccc) というフォーマットの From: アドレスでメッセージを送信した場合に From: アドレスにゴミが入る場合があったのを修正しました。
- [ML の管理] においてマクロカウンタの設定が正しく処理されない不具合を修正しました。
- 字句の変更などその他の細かな修正・変更。
■ 0.74c (2004/02/26)
- ごみ箱からメッセージを元のトレイ/フォルダに戻したとき、元の場所のメッセージリストが直ちに修正されない不具合を修正しました。
- パスワードの更新後に再ログインを不要にしました。
- その他の細かな変更・修正。
■ 0.74b (2004/02/13)
- メッセージの返信であて先表示が自分自身になってしまう不具合を修正しました。
- アドレス帳データの一部が表示されない不具合を修正しました。
- ひな形または下書きを読み込んだとき、あて先や Cc:、Bcc に保存情報が読み込まれない不具合を修正しました。
■ 0.74a (2004/02/06)
- [ML の管理]-[環境設定] で設定項目が重複表示されるのを修正しました。
- メッセージサイズをキロバイトで表示するようにしました。
- 特定の条件下で添付ファイルをオープンできない場合があるのを修正しました。
- その他の細かい修正・変更。
■ 0.74 (2004/01/31)
From:、To:、Cc:、Bcc: などのアドレス指定においてアドレス帳ドロップダウンリストからのマウスによる選択入力(ペースト)が可能になりました。環境設定で複数アドレス指定が許可されている場合、256 バイト以内で連続選択が可能です。以下は制限事項と利用上の注意です。
- フォームのフィールドサイズを超えてアドレスのペーストを連続すると後方のアドレスが見えなくなります。ただし、入力済みのデータはフィールド内でポインタ(カーソル)を移動するなどして確認できます。
- 256 バイトを超えるアドレスが入力されようとした場合、最後のアドレスが欠けてしまう可能性があります。
- Netscape 4.x では不具合があり、アドレスのペースト時に null という文字列が入ります。不具合の解消法を知っているユーザからの情報提供を歓迎します。動作することを確認したブラウザは IE 6、Netscape 6、Mozilla 6、Opera 7 です。
そのほか、転送指定において転送先 SMTP サーバに対して名乗るメールアドレス(SMTP セッション時の MAIL FROM:の値)を選択できるようにしました。
■ 0.73b (2004/01/25)
- ひな形や下書きを開いたときに Cc: や Bcc: の記録情報が読み込めなかったのを修正しました。
- メッセージ送信時の To:、Bcc:、Cc: に特定の 2 バイト文字が含まれる場合に一部のメーラにおいてそれらのアドレス表示が文字化けするのを修正しました。
■ 0.73a (2004/01/18)
- ログイン画面のカスタマイズが反映されない不具合を修正しました。
- 一部のブラウザでヘルプ表示に不具合があるので、表示方法を変更しました。あわせて内容を改訂しました。この変更により、setup フォルダ内のヘルプファイル help_a.html、help_l2.html、help_l.html、help_u.html は不要になりました。気になるなら削除してください。
■ 0.73 (2004/01/14)
- 署名の最大行数を指定できるようにしました。config.local.cgi 中の変数名は sigrowmax で、デフォルトは 5 です。XMailCFG 2.05 の [K4 の管理]-[環境設定]-[署名の最大行数] からも指定できます。
- メッセージ送信時にメッセージヘッダに X-Mailer: ヘッダを付加するかどうかを選択できるようにしました。config.local.cgi 中の変数名は xmailer で、デフォルトでは付加しません。XMailCFG 2.05 の [K4 の管理]-[環境設定]-[送信時に X-Mailer: ヘッダを付加] からも指定できます。
- [ドメイン管理]-[ユーザの管理] で K4 におけるパスワード更新メニューや転送指定メニューの利用可否を選択できるようにしました。XMailCFG 2.05 からも指定が可能です。
■ 0.72e (2004/01/12)
- メニューフレームのピクセル数のデフォルトが有効でなかったのを修正しました。
- メッセージヘッダの Subject: が ISO-8859 文字集合で Quoted Printable エンコードが行われている場合、従来は無変換にしていましたが一律にデコードするようにしたところ、ほぼ判読できるようです。
■ 0.72d (2004/01/07)
- メッセージ送信で送信者名と受信者名が文字化けする不具合を修正しました。
- [ドメイン管理]-[ユーザ管理] のプロパティ編集において "受信制限" の設定状態が正しく表示されないのを修正しました。
- [メールボックスの管理] と [アーカイブ閲読] とで検索機能が動かなくなっていたのを修正しました。
■ 0.72c (2003/12/30)
- 送信者アドレスに一部の全角文字が含まれる場合にメッセージが送信されない場合があったのを修正しました。
- 不要になった既読フラグファイル(特定のメッセージが既読であることを示すゼロサイズファイル)が削除されない不具合を修正しました。
■ 0.72b (2003/12/27)
- 添付ファイル名に一部の全角文字が含まれると添付が実行されない不具合を修正しました。
■ 0.72a (2003/12/24)
- メッセージヘッダの Subject: が ISO-8859 文字集合で Base64 エンコードが行われている場合など ISO-2022 文字集合以外の場合、これまで無変換にしていました(結果として判読不能)が、文字集合にかからわず一律に Base64 デコードすることにしました。これにより、ISO-2022-JP だけでなく ISO-8859-1 もほぼ判読可能な Subject: になるようです。
- 日本語メッセージの閲覧で文字化けすることがあったのを修正しました。
- メッセージヘッダの表示で一部の情報が表示されない場合があったのを修正しました。
■ 0.72 (2003/12/18)
- 新メニュー [受信制限(受信許可)] を新設しました。これは特定アドレスからのみメッセージを受信できるようにするためのものです。ただし、XMailCFG 2.03 以降の環境設定でそれを利用できるようにする必要があります。
- [ドメインの管理] または [ML の管理] において個々のメーリングリストの From: アドレスを固定できるオプションを追加しました。すべての投稿メッセージの From: アドレスを指定アドレスに強制変更したいときに利用できます。XMailCFG 2.03 以降で環境設定を行った場合に利用できます。
- K4 への同時ログインを禁止している運用環境で、ログイン操作の失敗が "ログイン試行回数制限" で指定する回数に達した場合、その IP アドレスからのログイン試行を一定時間禁止できるようにしました。設定は XMailCFG 2.03 以降の [K4 の管理]-[環境設定]-[ログイン再試行禁止時間] で行います。config.local.cgi における変数名は bantime です。
- K4 へのログイン時に XMail が起動済みかどうかをチェックするようにしました。起動していない場合、e510 エラーになります。
- ごみ箱メッセージ内容表示画面で "もとの場所にもどす" ボタンをクリックすると内部エラーになるのを修正しました。
■ 0.71b (2003/12/14)
- 0.71a でメッセージの印刷表示ができなくなっていたのを修正しました。
- 0.71a でメッセージの検索結果表示が文字化けまたは件名などが非表示になるのを修正しました。
- 個人用 ML の管理でヘッダやフッタなどが表示されない場合があったのを修正しました。
- その他の細かい変更・修正
■ 0.71a (2003/12/03)
- 個人用メーリングリストを新規開設するとき、大文字小文字を同一視してなかったため(見かけ上)同一アカウントが作成できてしまうのを修正しました。
- 添付ファイルの解析において boundary 文字列中の特定のメタ文字をエスケープしていなかったため添付なしと判定される場合があったのを修正しました。
- Perl 5 以降では &jcode::convert(\$...) と書くべきところを &jcode::convert(*...) という表記にしていました。動作上は問題はありませんが修正しました。
■ 0.71 (2003/11/30)
- Cookie を使用しない環境で Google や Yahoo! の検索メニューを実行するとリダイレクトされてしまう不具合を修正しました。
- Cookie を使用しない環境で添付ファイルの処理に不具合があったのを修正しました。関連し、添付ファイルのアップロード画面を Cookie を利用するかどうかにかかわらず従来 Cookie を利用する環境で採用してきた方法に統一しました。ただし、内部処理は異なります。
- サブルーチンの配置を再構成しました。
- その他の細かな変更。
■ 0.70f (2003/11/24)
- アップロード済みの日本語名添付ファイルを削除できなかったのを修正しました(Cookie 使用時)。
- K4 へのログインの記録を XMailCFG の [ユーザの管理]-[K4 アクセスログ] で参照できるようにしました。
- 送信完了画面にロゴ画像(足のマーク)を表示するようにしました。
■ 0.70e (2003/11/13)
- 0.70d においてログインページのカスタマイズが反映されなかったのを修正しました。
■ 0.70d (2003/11/12)
- Cookie を使わずに認証を行っている場合、ウェブサーバの環境によってはログインと同時にリダイレクトされることがあったのを修正しました。
- いわゆるスパムがスパムフィルタを通過するために Subject:に挿入してくる制御文字(\x00-\x1F) をスペース文字に置換することにしました。
- ログインフォームの代わりに任意の案内文を表示し、運用中の K4 に一時的にユーザをログインさせないための設定を可能にしました。設定は XMailCFG 2.01 以降の [K4 の管理] メニューで実行可能です。
- XMailCFG 2.01 の [K4 の管理] に K4 をカスタマイズするための設定ページを追加しました。ログインページやログイン後ページのページデザインや表示文字列、表示画像などを自由にカスタマイズできます。ただし、K4 の動作をよく理解せずに安易なカスタマイズを行うと不具合のもとになる可能性があります。
- その他の細かな修正・変更を行いました。
■ 0.70c (2003/10/22)
- 制限数(表示メッセージ数)を超えたメッセージが受信トレイ内にあるとき、未読チェックが正しく行われないのを修正しました。
- 受信トレイで [最新情報に更新] を実行すると全メッセージが未読になってしまう不具合を修正しました。
- その他の細かい修正。
■ 0.70b (2003/10/14)
- XMailCFG の [環境設定]-[XMailCFG環境設定]-[管理者パスワード] に記号文字 # が含まれると K4 上でパスワードの更新やドメイン管理に失敗することがある不具合を修正しました。
- [ドメイン管理]-[リスト管理] において、ウェルカムメッセージ、バイバイメッセージなどが文字化けする不具合を修正しました。
- 受信トレイで [最新情報に更新] を実行すると全メッセージが未読になってしまう不具合を修正しました。
- その他の細かな修正。
■ 0.70a (2003/10/09)
- [ドメイン管理] においてメニューリンクのクリックを繰り返していると無応答になることがある不具合を修正しました。
- 制限数(表示メッセージ数)を超えたメッセージが受信トレイ内にあるとき、未読チェックが正しく行われないのを修正しました。
- [アーカイブ閲読] におけるキーワード検索で 2 度目の検索でエラーとなるのを修正しました。
- その他の細かい修正・変更。
■ 0.70 (2003/10/01)
XMailCFG 2.x に対応する K4 です。XMailCFG 1.x 環境では使用できません。
環境設定は必ず XMailCFG 2.x の [K4 の管理]-[環境設定] を利用してください。
config.local.cgi の手編集による環境設定はすすめられません。
なお、このバージョンから IIS 環境において任意のディレクトリに K4 をインストールできるようになりました。
【参考情報1】 複数の XMail を運用する環境での K4 について
XMail はその 1.16 から 1 台のコンピュータに複数のサービスを共存させることが可能になりました。これにより、たとえば同じコンピュータ上で公開サービスのほかに私的なメールサービスをセットアップすることができます。
そのような環境で K4 を 運用する場合の注意点は以下の通りです。
- XMail、K4、XMailCFG はそれぞれ専用のインストールが必要です。つまり、2 つのメールサービスを実行する場合は 2 組の XMail/K4/XMailCFG をセットアップします。
- 1 つの XMailCFG/K4 は自分に割り当てられた XMail のみを管理します。
- K4 の環境設定は必ずそれとペアになった XMailCFG 2.x から行う必要があります。
【参考情報2】 1 つの XMail を複数の K4 から利用する方法
K4 を複数の場所にインストール/セットアップし、1 つの XMail を異なる環境で利用することも可能です。たとえば、ドメインごとに異なる K4 にログインさせることができます。
具体的には以下のようにしてください。
- まず 1 つ目の K4 の環境設定を XMailCFG 2.x から行います。
- 2 つ目の K4 を(WWW サーバからアクセスできる)任意のドライブ/フォルダにインストール/セットアップします。
- 1 つ目の K4 の cgi/config.local.cgi を 2 つ目の K4 の cgi フォルダに上書きコピーします。
- あとは 2 つ目の K4 の config.local.cgi やスクリプト群を自由にカスタマイズして作業完了です。
- 個々の K4 でドメインを制限したい場合は K4(0.7以降) の config.local.cgi 中の変数 sndomain(シングルドメイン変数)でログインを許可するドメイン名を指定します。これにより、その K4 はそのドメインに所属するユーザからのみログインできるようになります。
K4