動作環境チェック(1)

XMailCFG は XMail の管理のためにファイルの生成や削除、レジストリの登録、サービスの登録などを行う必要がありますが、Windows 付属の IIS など WWW サーバの種類によっては、あるいは WWW サーバの実行アカウントによっては、XMailCFG をインストールしただけではそれらの作業を正常に行えない場合があります。詳細は XMailCFG の README やサポートサイトの情報を見てください。

そこで、XMailCFG/XMail のセットアップを手助けするため、基本的な動作テストを行った結果が以下の通りです。 問題点が指摘された場合、README やサポートサイトの情報をもとに問題解決を図ってください。 なお、非 Windows 環境の場合、以下のチェックでは "フォルダ" を "ディレクトリ" に読み替えてください。

«余計なお世話?» - IISユーザの皆さんへ
Microsoft 社の WWW サーバ IIS はサードパーティ製の(デフォルト動作の)ものと異なる動作仕様になっているため、XMailCFG や K4 のセットアップに問題を抱えることが少なくありません。作者の私見では、あなたがもし IIS の経験に乏しく、Apache など他のサーバのセットアップに慣れているなら、XMailCFG や K4 の運用のためにはそれを使うのが一番楽です。 それでも IIS にチャレンジを、というのであれば、サポートサイトなどの情報を注意深く読みインターネット上の先人たちの声にも耳を傾けてください。なお、ひとまず IIS で "Windows 認証" を有効にし、Windows のローカル管理者で XMailCFG にログオンすれば比較的にトラブルは少ないものと思います。

  1. 基本認証(認証コントロール)の確認
    XMailCFG セットアップフォルダには基本認証または Windows 認証をセットアップする必要があります。
    [チェックの結果]  問題があります。 基本認証をセットアップしてください。

  2. XMailCFG インストールフォルダへのファイルの書き込み
    XMailCFG は自分自身や XMail の動作情報をインストールフォルダ内の config.local.cgi ファイルに書き込みます。
    [チェックの結果]  正常動作を確認しました。

  3. XMailCFG インストールフォルダへのフォルダの作成
    XMailCFG は作業用としてまたは追加サービスのためにフォルダを作成することがあります。
    [チェックの結果]  正常動作を確認しました。

  4. Windows レジストリへの書き込みチェック
    XMailCFG は XMail が動作するために必要な情報を Windows レジストリに書き込む必要があります。
    ("Can't call method ..." などと表示される場合、レジストリ書き込みができない環境です)
    [チェックの結果]  問題があります。WWW サーバの実行ユーザに対して C:\Windows\regedit.exe への "実行" 権限を許可してください。
    XMailCFG