このメニューでは以下の場所にあるファイルやフォルダの内容表示、コピー・削除を行います。
- XMail の MailRoot/domains
- XMail の MailRoot/spool
- XMailCFG で [全受信メッセージのロギング(Catch All)] を実行している場合、そのロギング場所
- XMailCFG で [添付ファイル一括削除] を実行している場合、添付ファイルの格納場所
- XMailCFG で [SMTP送信保留] を実行している場合、保留メッセージ等の格納場所
- XMailCFG で [SMTP接続数制限] を実行している場合、拒否メッセージの格納場所
- XMailCFG で [添付の履歴] を実行している場合、添付ファイルとその情報の格納場所
- XMailCFG の作業フォルダ(tempフォルダ)
- K4 の [ビッグファイル送付] 機能で利用するファイル格納場所(利用可能な場合)
- K4 の [ビッグファイル受領] 機能で利用するファイル格納場所(利用可能な場合)
- K4 の [ファイルの管理] で利用するファイル格納場所(利用可能な場合)
- K4 の作業フォルダ(tempフォルダ、利用可能な場合)
ただし、XMailCFG の config.local.cgi にアクセス先パスを登録することでサーバ上の任意の場所を本メニューから管理することができます(後述)。
なお、本メニューではドットファイル(名前がドットから始まるファイル)または名前に 2バイト文字を含むファイル・フォルダは非表示になります。
- このメニューは XMaiil の運用上やむをえない場合に利用してください。
法令を尊重し、無用にプライバシーを侵害することのないよう配慮してください。
- 必要ファイルを変更・削除しないよう、十分に注意してください。
XMail 管理下のファイルや XMailCFG/K4 管理下のファイルを操作すると正常なサービスが行えなくなる場合があります。
ただし、削除するファイルは XMailCFG の Recycled フォルダ内に保存できるので、
意図に反して削除した場合は [削除ファイルの管理] メニューから復活させることができます。
- 万一あなたの XMail が大規模な不正利用を受けた場合、そのスプール(MailRoot/spool)内に大量のメッセージファイルが蓄積され、[まとめて管理] メニューや [オプション] メニューからは凍結メッセージなどを参照できなくなることがあります。その場合は本メニューから MailRoot/spool 以下にアクセスすればそれらを管理することができます。
- 1ファイル1メッセージ形式のインターネットメールファイルであれば、XMail の MailRoot 構造の中にそれらを収容すれば、
他システムによるファイル群であっても本メニューから管理することができます。
- 左フレームで表示するフォルダは最大 5 階層です。それより深い階層にあるファイルやフォルダは表示されません。
ただし、ファイルやフォルダをコピー・移動する場合、その内部のファイルやフォルダは階層の制限なく処理は行われます。
5 階層より深く表示したければ、XMailCFG の config.local.cgi 内に "x_file_depth=7" などと拡張変数を記述してください。[環境設定]-[XMailCFG環境設定] を利用して拡張変数をセットすることもできます。
この変数は XMailCFG の更新時もそのまま維持されます。
XMailCFG の config.local.cgi に以下のような登録を行えば、本メニューからサーバ上の任意の場所にアクセスできるようになります(最大10個)。拡張変数の登録は [環境設定]-[XMailCFG環境設定] を利用することもできます。
この登録は XMailCFG の更新時もそのまま維持されます。
x_file_path1 = _path1;C:/backup/images;画像一覧 |
x_file_path2 = _path2;C:/temp/mydocs/template;事務書類 |
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1件の登録は以下のフォーマットにします。
x_file_path から始まる任意の文字列 = アンダースコアから始まる任意の文字列 ; アクセスするパス(スラッシュ区切り) ; 任意の表示名 |
"任意の文字列" は複数の登録同士で重複しないようにします。また、使用できる文字は英数文字、ハイフン、アンダースコアです。
XMailCFG