XMail の動作のために必要な 3 件の情報をレジストリに登録します。登録は XMail の使用開始時に一度だけで、
あとは登録情報を変更する場合に再登録を行います。
インストールや削除を繰り返しているうちに XMail の動作が変になった場合も実行してみてください。
フォームに何も入力しない場合でも登録ボタンを押す必要があります。
XMail 動作オプション |
-Ms |
MailRoot パスを -Ms C:¥usr¥XMail¥MailRoot のように指定します。環境変数 MAIL_ROOT で指定してもかまいません。(非 Windows 環境では ¥ の代わりにバックスラッシュ(/)を使用) |
-Md |
デバッグモードで XMail を起動します。引数はありません。Windows 環境では -Md に加えて --debug も付加しないといけないようです。 |
-Mr |
XMail のログファイルを再作成 (ローテイト) する時間間隔を -Mr 24 のように指定します。 |
-Mx |
キューのスプリットレベルを指定します。 |
-MR |
受信バッファのサイズをバイト数で指定します。指定は 1024 バイト単位で切り上げられます。 |
-MS |
送信バッファのサイズをバイト数で指定します。指定は 1024 バイト単位で切り上げられます。 |
-MD |
DNS キャッシュデータを格納するディレクトリ数を指定します。デフォルトは 101 個です。 |
-M4 |
DNS ホスト名の名前解決で IPv4 レコードのみを使用します。 |
-M5 |
DNS ホスト名の名前解決で IPv6 レコードのみを使用します。 |
-M6 |
DNS ホスト名の名前解決で IPv4 レコードがあれば使用し、なければ IPv6 のものを使用します。 |
-M7 |
DNS ホスト名の名前解決で IPv6 レコードがあれば使用し、なければ IPv4 のものを使用します。 |
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POP3 モジュール動作オプション |
-P- |
POP3 サービスを停止します。 |
-Pp |
POP3 サービスのサービスポートを -Pp 8110 のように指定します。 |
-Pt |
POP セッションにおけるタイムアウト時間を秒数で指定します。 |
-Pl |
POP3 サービスのログを取ります。引数はありません。-Pl の l は小文字です。 |
-Pw |
POP 不正ログインに対する遅延秒数を指定します。この時間は再ログイン試行ごとに倍増されます。 |
-Ph |
POP 不正ログインに対し、直ちに強制切断します。引数はありません。 |
-PI |
POP3 サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。POP3 サービスを複数のサービスポートで行う場合、-PI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。ex: -PI 192.168.0.10:110 -PI 192.168.2.1:8110 |
-PX |
POP3 サービスの最大スレッド数を 1024 以下で指定します。アクセスが集中する環境では -PX 512 などとします。 |
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POP3S モジュール動作オプション |
-B- |
POP3S(POP3 over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。 |
-Bp |
POP3S サービスのサービスポートを指定します。 |
-BI |
POP3S サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。POP3S サービスを複数のサービスポートで行う場合、-BI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
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SMTP モジュール動作オプション |
-S- |
SMTP サービスを停止します。 |
-Sp |
SMTP サービスのサービスポートを指定します。 |
-St |
SMTP セッションにおけるタイムアウト時間を秒数で指定します。 |
-Sl |
SMTP サービスのログを取ります。引数はありません。-Sl の l は小文字です。 |
-SI |
SMTP サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。SMTP サービスを複数のサービスポートで行う場合、-SI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
-SX |
SMTP サービスの最大スレッド数を 1024 以下で指定します。アクセスが集中する環境では -SX 512 などとします。 |
-Sr |
1 通のメッセージで送ることができる相手先アドレスの最大数をで指定します(デフォルトは 100)。 |
-Se |
SMTP after POP3(POP before SMTP)における IP キャッシュの有効時間を秒数で指定します(デフォルトは 900)。 |
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SMTPS モジュール動作オプション |
-X- |
SMTPS(SMTP over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。 |
-Xp |
SMTPS サービスのサービスポートを指定します。 |
-XI |
SMTPS サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。SMTPS サービスを複数のサービスポートで行う場合、-XI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
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SMAIL モジュール動作オプション |
-Qn |
SMAIL サービスの最大スレッド数を 16 以上 256 以下で指定します。
多数のメンバーが登録されているメーリングリストがある場合は値を大きくした方がよいでしょう。
デフォルトは 16 です。 |
-Qt |
メッセージ送信失敗時の待機時間を秒数で指定します。デフォルトは 480 です。 |
-Qi |
メッセージ送信失敗時の再スケジュール時間を逓増するための割合を決める母数を指定します。デフォルトは 16 です。 |
-Qr |
メッセージ送信失敗時の再送試行回数を指定します。デフォルトは 32 です。 |
-Ql |
SMAIL サービスのログを取ります。引数はありません。-Ql の l は小文字です。 |
-QT |
フィルタコマンドに対する待機時間を秒数で指定します。デフォルトは 90 です。 |
-Qg |
フィルタ処理のログを取ります。引数はありません。 |
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PSYNC モジュール動作オプション |
-Y- |
PSYNC サービスを停止します。PSYNC サービスはメールボックス同期(自動受信)処理を行います。 |
-Yi |
PSYNC サービスの実行間隔(秒数)を秒数で指定します。デフォルトは 120 です。 |
-Yt |
PSYNC サービスの最大スレッド数を 8 以上 32 以下で指定します。デフォルトは 8 です。 |
-Yl |
PSYNC サービスのログを取ります。引数はありません。-Yl の l は小文字です。 |
-YT |
PSYNC サービスにおいて他の POP3 サーバに接続するときのタイムアウト秒数を指定します。 |
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FINGER モジュール動作オプション |
-F- |
FINGER サービスを停止します。 |
-Fp |
FINGER サービスのサービスポートを指定します。 |
-FI |
FINGER サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。FINGER サービスを複数のサービスポートで行う場合、-FI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
-Fl |
FINGER サービスのログを取ります。引数はありません。-Fl の l は小文字です。 |
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CTRL モジュール動作オプション |
-C- |
CTRL サービスを停止します。 |
-Cp |
CTRL サービスのサービスポートを指定します。 |
-CI |
CTRL サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。CTRL サービスを複数のサービスポートで行う場合、-CI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
-Ct |
CTRL セッションにおけるタイムアウト時間を秒数で指定します。 |
-Cl |
CTRL サービスのログを取ります。-Cl の l は小文字です。 |
-CX |
CTRL サービスの最大スレッド数を指定します。 |
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CTRLS モジュール動作オプション |
-W- |
CTRLS(CTRL over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。 |
-Wp |
CTRLS サービスのサービスポートを指定します。 |
-WI |
CTRLS サービスを指定 IP アドレスの指定サービスポートにバインドします。CTRLS サービスを複数のサービスポートで行う場合、-WI オプションを利用する必要があります。複数回の指定が可能です。 |
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LMAIL モジュール動作オプション |
-Ln |
LMAIL サービスの最大スレッド数を 3 以上 17 以下で指定します。デフォルトは 3 です。 |
-Lt |
LMAIL セッションにおけるタイムアウト時間を秒数で指定します。 |
-Ll |
LMAIL サービスのログを取ります。引数はありません。 |