添付ファイルの情報の収集は XMail の "SMTPセッション終了後処理フィルタ" または "SMTPセッション開始前処理フィルタ" で実行され、除外分を除くローカルアカウントあてメッセージと外部へリレーされるメッセージがチェック対象になります。
この機能の実行はサーバに高い負荷をかけてしまう場合があるので、安易な運用を行うとシステムに弱点を作ってしまう可能性があります。十分注意してください。
また、ユーザは添付情報が収集されていることに気づきません。実行に当たってはプライバシー保護に最大の注意を払ってください。
[対象メッセージの指定] で IP アドレスや送信者アドレス、あて先アドレスのどれかを1つでも指定すると、それらのどれかの条件にマッチするメッセージが情報収集の対象になります。[対象メッセージの指定] のすべての項目を空白にすると、すべての到着メッセージが処理の対象になります。
添付ファイルに関係する XMailCFG の機能には [添付ファイルによる受信拒否] と [添付ファイル一括削除] がありますが、この機能は [添付ファイルによる受信拒否] より後に、また [添付ファイル一括削除] よりも前に実行されます。
添付ファイルを保存する場合、保存先ドライブに十分な空きスペースがあるか継続的に監視してください。ユーザ数が多い場合、急激にディスク領域が消費されてしまい、XMail のサービスや他のサービスに重大な影響が及ぶ可能性があります。
IP アドレスは以下のように指定できます。
192.168.1.10 # 個別指定
10.1.0.0/24 # マスク指定
10.1.1.1-10.1.1.100 # 範囲指定
1行の指定の末尾にはシャープ文字(#)に続けてコメントを書くことができます。
あて先アドレスや送信者アドレスにはワイルドカード(?,*)を指定できます(正規表現未対応)が、メールアドレス以外の文字列は書かないでください(大文字と小文字は同一視)。
name@domain.com
info@*
*@domain.com
- あなたの現在の IP アドレスは 18.227.228.95 です。
- K4、kml、XMailCFG のサポートサイトを開く。