XMail の SMTP アクセスログを最近の 日間について検索し、正規アクセスとみなされるものを抜き出してアクセス元 IP アドレスごとに利用回数を表示します。特定の IP アドレスで突出したアクセスがある場合、あなたの XMail がスパム送信サーバとして利用されている可能性または不正な攻撃・妨害を受けている可能性を疑ってください。

以下の場合、あなたの XMail が不正利用またはサービス拒否攻撃(DoS攻撃)を受ける可能性があります。

1. [セキュリティ]-[SMTPリレー許可] で不適切な設定が行われ、権限のない利用が可能になっている場合。
2. ローカルループバックアドレス(127.0.0.1など) に対して SMTP リレーを許可している環境、またはそれをホワイトリストに登録している環境で、サーバ上の XMail 以外のサービスにセキュリティ上の脆弱性がある場合、またはそれらのサービスの正規利用者に不正利用の意図がある場合。
3. ローカルアカウントの所有者があなたの XMail をスパム送信サーバにしようと企んだ場合。
4. アカウント乗っ取り攻撃等によりローカルアカウントの認証情報(パスワード)が外部の何者かに盗まれた場合。
5. あなたの XMail によるメールサービスを何者かが妨害または攻撃しようと企んだ場合。

これらの場合、XMail へのアクセスは正規のものとみなされるため、アクセスログからは不正利用等の徴候を直ちに発見することは困難な場合があり、多くは被害が拡大してから事態を知ることになります。 そこで、送信元 IP ごとにアクセス数を数値化して迅速な判断を可能にします。

不正利用によりあなたの XMail がスパム送信サーバになってしまった場合の対応は [非常事態対策] ページを参照してください。

K4、kml、XMailCFG のサポートサイトを開く。