サービスの再起動

XMail によるシステムサービスを停止し、直ちに開始します。
サービスの再起動は時間がかかることがあります。 ウェブサーバの実行アカウントによってはサービスの再起動に失敗する場合があります。ウェブサーバに IIS を利用する場合はとくに注意が必要です。


サービスの登録・削除や XMail の起動・停止などに失敗する場合、あるいはメッセージの送受信などで原因不明の不具合がある場合は以下を参考に対応してください。

  1. [アクセス許可のチェック]  XMail の起動・停止やサービスの登録・削除はウェブサーバが Windows システムに対して適切なアクセス許可を持っている必要があります。ウェブサーバに IIS(Windows付属) を使用する場合やその他のウェブサーバを SYSTEM アカウント以外で実行する場合には注意が必要です。

  2. [関連パッケージのインストール]  XMail 1.24 以降で、アクセス許可に問題がないのに XMail の起動やサービス登録などに失敗する場合、Microsoft のダウンロードセンターから Microsoft .NET Framework または C++ ランタイム(Visual C++ 再頒布可能パッケージなど)をインストールしてみてください(どちらか一方でOK)。
    Microsoft .NET Framework (3.51) »
    Visual C++ 再頒布可能パッケージ »

    • Windows のイベントビューアで "サイドバイサイド(side-by-side)" エラーが報告される場合も .NET Framework などのインストールが必要です。
    • Windows Server 2008 以降の場合、.NET Framework(3.51) を [サーバーマネージャー] などから別途有効にしなければならない場合があります。

  3. [空きディスクスペース]  XMail の MailRoot が存在するドライブと Windows のシステムドライブの双方に十分なディスクスペースが残っているかチェックしてください。 XMail は Windows のシステムドライブに作業ファイルを作成します。また、MailRoot 内にはメッセージファイルやログファイルなど大量のファイルが保管されることがあります。

  4. [SSL/TLS関連]  XMail で SSL/TLS を利用する場合、OpenSSL の最新の SSL ライブラリをパスの通った場所(Windows の system32 フォルダなど)または XMail.exe が存在する場所にコピーしてください。OpenSSL ライブラリは XMail 1.27 付属のもの(openssl.exe、libeay32.dll、ssleay32.dll)はバージョンが古く TLS の新しいセキュリティ機能を利用できないため、新しいバージョンのもの(openssl.exe、libcrypto-1_1.dll、libssl-1_1.dll)に更新してください。ただし、OpenSSL ライブラリを新しいバージョンに更新するためには XMail も更新する必要があります。XMail 道場のダウンロードサイトから「アップデート・ローカライズ版 XMail」をダウンロード・インストールしてください。

  5. [SSL/TLS関連]  XMail で SSL/TLS を利用する場合は XMail の MailRoot 内にサーバ証明書(公開鍵、server.cert) と秘密鍵(server.key) を作成してください。作成時にエラーがある場合は前項(2,3)の作業を確認してください。サーバ証明書や秘密鍵の作成方法については [SSL/TLS の管理] を見てください。

  6. [SSL/TLS関連]  XMail で SSL を利用しない場合でも、クライアントから STARTTLS(STLS) による接続があると、前項(2-4)の作業が行なわれていない場合は接続エラーとなります。STARTTLS(STLS) によるエラーを回避するには XMail 環境設定で SMTP-TLS と POP3-TLS を無効にしてください。

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