SPFドメイン認証の管理 - 基本設定
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SPF(Sender Policy Framework) は送信元ドメインのなりすましを IP アドレスベースで検証するための仕組みです。

■SPF ドメイン認証の実行
SPF ドメイン認証を実行する。
SMTP RCPT 後処理で認証を実行する。
SMTP DATA 後処理で認証を実行する。
■チェック対象の送信元ドメイン名 (*1)
MAIL FROM: コマンドのドメイン名(推奨)
メッセージヘッダ From: のドメイン名 (SMTP DATA 後処理の場合に実行可能)
■SPF 認証の除外 (*2)
SMTP 認証によるローカルアカウントへの接続では SPF 認証を行わない(推奨)。
■ループバック、LAN からのアクセスも SPF チェック? (*3)
ループバックアドレスからのアクセスもチェックする。
LAN 内からのアクセスもチェックする。
■切断(接続拒否)時の SMTP 応答コードとメッセージ (*4)
   
■認証ステータスによる動作の指定
ステータスが "Fail"(送信元アドレスは詐称されている) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。(*5)
  そのまま行かせる。

ステータスが "SoftFail"(送信元アドレスは詐称の疑いがあるが確定できない) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。
  そのまま行かせる。

ステータスが "Neutral"(送信元アドレスは詐称されているかどうか判断できない) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。
  そのまま行かせる。

ステータスが "None"(送信元アドレスを認証するための情報が得られない) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。
  そのまま行かせる。

ステータスが "TempError"(認証中に何らかの問題が発生して認証に失敗) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。
  そのまま行かせる。

ステータスが "PermError"(認証情報に何らかの誤りがある) の場合
  直ちに接続を切断し、メッセージも保存しない。
  迷惑メール保存機能を利用してメッセージを保存後、接続を切断する。
  そのまま行かせる。
■Received-SPF: ヘッダの付加 (SMTP DATA 後処理 の場合に有効)
メッセージヘッダに Received-SPF: 認証ステータスを付加する (例: Received-SPF: Pass)
■ブラックリストの参照
ブラックリストを参照する。
S25R チェック用ブラックリスト(spam-s25r-blist.tab)があれば参照する。
■ロギング(迷惑メールログの保存)
接続拒否の記録のみを残す。
ステータスが "Pass" 以外はすべて記録する。
全ステータスを記録する。
ロギングを行わない。
■迷惑(スパム)メールの保存
Subject:とボディ双方が空のメッセージは保存しない。

ローカルドメインあてメッセージは該当ユーザの迷惑メールフォルダ(spam)に保存する。
ローカルドメインあてメッセージは以下の場所に保存する。
   
ローカルドメインあてメッセージは以下のアカウントのメールボックスに保存する。
    (エイリアスアカウントは不可)
ローカルドメインあてメッセージは以下のアカウントの迷惑メールフォルダ(spam)に保存する。
    (エイリアスアカウントは不可)

外部ドメインあてメッセージは以下の場所に保存する。
   
外部ドメインあてメッセージは以下のアカウントのメールボックスに保存する。
    (エイリアスアカウントは不可)
外部ドメインあてメッセージは以下のアカウントの迷惑メールフォルダ(spam)に保存する。
    (エイリアスアカウントは不可)

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