スパムメッセージの管理 - 基本設定
基本設定 | 条件検索 | キーワード登録 | ホワイトリスト | スパムログ

ゲストアカウントでは実行できません!

■フィルタリングの実行
フィルタリングを実行する。
■対象メッセージ(*1)
ローカルアカウントあてメッセージをフィルタリングする。
  [参考]スパム判定したメッセージは以下のように処理します。
1. ブラックホール指定があればそのメールボックスに隔離します(*2)。
2. 対応するブラックホールがない場合はその迷惑メールフォルダ(spam)に隔離します(*3)。
アウトバウンドメッセージをフィルタリングする。
  [参考]スパム判定したメッセージはすべてブラックホールアドレスに隔離します。
下記「アウトバウンド全ドメイン」にローカルアカウントのアドレスを指定してください。
■フィルタリング除外条件
XMail のホワイトリスト(smtp.ipprop.tab)を参照する。
SMTP 認証に成功した接続に対してはチェックしない。
KB以上のメッセージはチェックしない(最大100KBまで)。
■メッセージ(ヘッダ/ボディ)のフィルタリング
From: フィールドが空白ならスパムとみなす。
Date: フィールドが空白ならスパムとみなす。
Subject: フィールドが空白ならスパムとみなす。
Subject: フィールド、ボディ双方が空白ならスパムとみなす。
Subject:フィールド、ボディ双方が空白なら直ちに捨てる。
ボディ(本文)が空ならスパムとみなす。
メッセージのボディ内もキーワード検索を実行する。
■メッセージヘッダへの情報付加
(スパムメッセージのヘッダには X-Spam-Flag: Yes という文字列を強制付加します)
"X-Spam-Status: Yes" をヘッダに付加する(*4)。
"X-Spam-Level: *****" をヘッダに付加する(*5)。
"X-Spam-Checker-Version: XMailCFG" をヘッダに付加する(*6)。
■ブラックホールアドレス - スパムメッセージの隔離先を指定
ブラックホール隔離後30日以上経過したメッセージは自動削除する(*7)。
 あて先ドメイン   ブラックホールアドレス(1メールアドレスのみ)   スパムの閲覧/処理 
  dojo.jp   
  kodomo21.net   
  xmailserver.jp   
  全ローカルドメイン  
  アウトバウンド全ドメイン  
 ブラックホール内メッセージの管理は [まとめて管理]、[ユーザの管理] も利用できます。

驚異のスパム大洪水時代です。 2024年から本当にひどい状況になりました。根気強いスパム対策が必要ですね。 フィルタリング処理に自信がない場合、XMailCFG の作者はひとまず以下のように2段構えの対策を行うことを勧めます。

  1. 第1段階は本ページの [対象メッセージ] で「ローカルアカウントあてメッセージをフィルタリングする」にチェックをつけ、続けて以下のようにします。

    • [ブラックホールアドレス] の "全ローカルドメイン" に専用のローカルアカウント(ブラックホール)を指定します。 このアカウントはブラックホール目的以外には使わないことをすすめます。この場合、POPサービスやSMTPサービスの利用を停止できます。
    • 「条件検索」ページでスパムメッセージの件名(Subject)で目立つキーワードをいくつか登録します。 もうそれだけで多くのスパムメッセージがブラックホールに入ってくるはずです。
    • ブラックホールに隔離されたメッセージは [まとめて管理] ページや [ユーザの管理] ページ、本ページから閲覧でき、誤って処理されたメッセージを正規メッセージとして処理することができます(下記)。
    • サーバへの負荷を軽減するためメッセージサイズを制限してください。通常、スパムメッセージは 100KB を超えることはありません。
    • 第1段階では全ローカルドメインに対してゆるやかなフィルタリングを行い、第2段階でアカウント別の詳細なフィルタリングを行います。

  2. 第2段階は [ユーザの管理] メニューから個別アカウントについて「受信メッセージの振り分け」を設定します。 アカウントの使用目的に応じて適切な設定を行ってください。しかしこれは K4 を利用してアカウント所有者自身に管理してもらうのが一番です。

XMailCFG