フィルタの定時実行について (ヘルプ)

XMail によるフィルタ機能は極めて便利ですが、メッセージ到着を起動トリガーにしているため、実行時刻を予定することができないという問題があります。 このメモはあなたが自作した XMail 対応のフィルタプログラム(スクリプト)を、あるいは XMailCFG 搭載のフィルタスクリプト群を定時に実行するための参考情報を提供しています。

setup/sendmail.pl を利用してください

XMailCFG 同梱の sendmail.pl(setup/sendmail.pl) は OS のスケジューラ(タスク/cron)等に登録して定時に XMail に簡易メッセージを送信するためのスクリプトです。sendmail.pl からのメッセージ到着をトリガーにしてお望みのフィルタプログラムを走らせるために用意しています。

sendmail.pl は先頭部分のいくつかの変数を適切に修正する必要があります。その後の作業は以下のようにしてください。

フィルタ定時実行のセットアップ方法

  1. sendmail.pl を OS のスケジューラ(タスク/cron)や他のツールに登録し、定時にそこから実行されるようにします。

  2. あなたが用意した自作フィルタを XMail から実行できるように、XMailCFG の filters.in.cgi(SMTPセッション終了後処理)、filters.out.cgi(SMTPセッション開始前処理)、filters.post-rcpt.cgi(SMTP RCPT後処理)、filters.post-data.cgi(SMTP DATA後処理)、filters.pre-data.cgi(SMTP DATA前処理) のいずれかに組み込みます。詳細はフィルタ関連の他のメニューを参考にしてください。

  3. 組み込むプログラムでは、到着メッセージ情報(送信元 IP や From、To、Subject、本文等)を評価し sendmail.pl からの正規メッセージであることが確認できる場合だけ後続プログラムを実行するようにしてください。これについては、XMailCFG 同梱の filters.post-data.cgi を開き、"任意のプログラム(スクリプト)をトリガー実行" 部分を参考にしてください。

XMailCFG