DKIMドメイン認証の管理(アウトバウンド)

DKIM ドメイン認証は E-mail 送信元ドメイン名の詐称とメッセージ内容の改ざんを防ぎます(フィッシング防止)。
本ページはアウトバウンドメッセージについて認証管理を行います。インバウンド認証管理はこちら

■DKIM 認証情報を新規登録(セレクタの登録)
セレクタ名:  (システムで自動生成: 20240507** のようになります)
ドメイン名: *
メモ:(任意)
■登録済み情報
ドメイン名セレクタ名 DNS TXTレコード設定値  管理 優先  メモ 
 dojo.jp 2023111701<削除><優先>
2023112000<削除><選択>
2023112002<削除><選択>
 kodomo21.ne.jp 2023112200<削除>-
 xmailserver.jp 2023112201<削除>-


[参考#1] DKIM 認証とは?
[参考#2: 準備作業] DKIM 認証は以下のようにセットアップします。
  1. Perl の Mail::DKIM モジュールをインストールします。
    1. コンソールモード(コマンドプロンプト)を開き、"cpan(cpanm) Mail::DKIM" と入力(エンター)します。
      ActivePerl は "ppm install Mail::DKIM" と入力できる場合があります。
    2. そのまましばらくすればインストールが完了します。
  2. XMailCFG の [フィルタの管理]-[フィルタのオン/オフ] で "SMTP セッション開始前処理用フィルタ" をオンにします。
  3. XMailCFG の [環境設定]-[XMailCFG環境設定] で "DKIM認証の実行(アウトバウンド)" にチェックをつけて保存します。
  4. 本メニューで DKIM 認証を利用するドメインごとに "DKIM認証情報を新規登録" フォームを実行します。
  5. 最後にドメイン管理組織(レジストラ/ドメインプロバイダ)のDNS管理ページにアクセスし、以下の作業を行います。
    (自前のDNSサーバを運用している場合、そのゾーンファイルを編集します)
    1. 対象ドメインに DNS TXT レコードを追加できる設定ページを開きます。
    2. 設定フォームで以下のように TXT レコードの値を登録します。
      (ドメイン名が "abc.jp"、セレクタ名が "2024050700" の場合のサンプル)
      ホスト名:2024050700._domainkey.abc.jp. (FQDN:完全なドメイン名を指定する場合)
      または 2024050700._domainkey (ドメイン名が自動付加されるフォームの場合)
      TYPE:TXT (DNSレコードタイプ)
      TTL:3600 (有効時間: 任意の秒数)
      VALUE:本ページの [クリップボードにコピー] ボタンで設定値がコピーされるのでそれをフォーム内にペーストします
      設定値は "v=DKIM1;k=rsa;p=MI...(公開鍵)" という長い文字列です。
      (ブラウザのセキュリティ設定によってはクリップボードに入らない場合があります)
  6. 準備完了です。

[参考#3] 運用上の注意点
[参考#4] Perl モジュールをインストールできない?
[謝辞]
本機能の実装は XMail/XMailCFG 小世界の古くからの住人 なみへい氏ほかの貢献により実現しました。 驚きませんか? 名もなきフリーソフトウェアの小世界が20年を超えて存続しています。人々は相まみえることもないのに。
XMailCFG