XMail の環境設定では、その設定項目の多さに戸惑うことがあるかもしれません。 このページではネットワークビギナーのために設定のヒントを取り上げています。
必ず設定しなければならない項目
必ず設定しなければならない項目は以下の通りです。
ルートドメイン(RootDomain)
ここには、あなたが所有しているドメイン名を指定します。 ただし、そのドメイン名はインターネットで使えるドメイン名でなければなりません。 複数のドメインを持っている場合、どれを指定してもかまいません。
POPデフォルトドメイン(POP3Domain)
ここには、通常は前項 [ルートドメイン] で指定したドメイン名を指定しますが、 あなたが所有しているドメイン名ならどれでもかまいません。 また、それらのサブドメイン名でもかまいません。
ポストマスターアドレス(PostMaster)
ここにはメールサーバの管理者のメールアドレスを指定します。 実在するメールアドレスであれば必ずしもローカルアカウントである必要はありません。
SMTP ハロードメイン(HeloDomain)
ここには、通常は前項 [ルートドメイン] で指定するドメイン名を入れるので、 まずそうしてみてください。それでうまく行かない場合、あなたが接続しているプロバイダの ドメイン名を入れてみてください。
SMTPサーバドメイン(SmtpServerDomain)
ここには、通常は前項 [ルートドメイン] で指定するドメイン名を入れるので、 まずそうしてみてください。それでうまく行かない場合、あなたが接続しているプロバイダの ドメイン名を入れてみてください。
運用環境によっては設定または変更しなければならない項目
ひとまず、前記 5 項目を設定してメールサービスを開始してみてください。 それでうまく行かない場合、以下の項目を設定または変更してみましょう。
ネーム(DNS)サーバ(SmartDNSHost)
あなたのネットワークがインターネットに接続していない場合、あるいは あなたのネットワークがインターネットのルートネームサーバを利用しない環境になっている場合、 ここに、あなたのネットワーク内に存在するネームサーバの IP アドレスを指定してください。 指定方法は前ページのヘルプを見てください。
SMTPゲートウェイ(DefaultSMTPGateways)
あなたのネットワークが、インターネット向けのメッセージをネットワーク内の特定のメールサーバ (SMTPサーバ)を経由しなければ送れないようになっている場合、 ここにそのメールサーバの IP アドレスを指定してください。
それだけです!!
設定はそれだけです。それ以外の項目はデフォルトのものを変更する必要はなく、 空白のフィールドがあっても気にする必要はありません。
それだけであなたの XMail は動作するはずです。あなたの XMail がうまく動作するようになってから その他の項目について関心を持つようにしてください。