不正アクセス対策

不正アクセスホストの管理（重要）
SMTP 不正アクセス対策のため、IP アドレスによるアクセス制限をセットアップします。このメニューは [アンチ・スパム]-[不正アクセスホストの管理] と同じです。

不正アクセス統計
"POPログ"、"SMTPログ"、"フィルタ処理のログ1" を解析し、不正アクセス(乗っ取り攻撃等)について統計情報を表示します。ログが多い場合、解析に時間がかかります。

正規アクセス統計
"SMTPログ" を解析し、統計情報を表示します。正規ユーザを装った不正利用やサービス拒否攻撃を検知できる可能性があります。ログが多い場合、解析に時間がかかります。

SMTP データ転送量チェック
SMTP 接続における受信データ量をチェックします。このメニューの実行はサーバに大きな負荷をかける場合があります。
» 送信元 IP アドレスごとにチェック
» 送信者アドレス(MAIL FROM)ごとにチェック
» あて先アドレス(RCPT TO)ごとにチェック

パスワード強度チェック
XMail アカウントのパスワードについて強度チェックを行います。パスワードが盗まれるとあなたの XMail が大量スパム送信に利用される可能性があります

マルウェア対策
あなたの XMail ユーザに対してウイルスやワーム、ランサムウェアなどが届く場合の対策のヒントです。

非常時対策
あなたの XMail が大規模な不正アクセス(乗っ取り攻撃等)を受けた場合、あるいは内部ユーザによる不正利用があった場合の対応についてヒントがあります。

CTRL サービス

CTRL アクセス許可(基本セキュリティ)
XMail のコントロールサーバへのアクセス許可を管理する重要なメニューです。

CTRL 管理アカウントの管理
コントロールサーバへのアクセスを許可するアカウントを管理します。ただし、管理アカウントの登録は [環境設定]-[XMailCFG 環境設定] で行ってください。

FINGER サービス

FINGER アクセス許可
XMail の FINGER サーバへのアクセス許可を管理します。 XMail をインターネットで利用する場合はアクセスの制限を行うことをすすめます。

POP サービス

POP アクセス許可
XMail の POP サーバへのアクセス許可を管理します。通常の運用ではとくに制限を行う必要はありません。

SMTP サービス

SMTP アクセス許可
XMail の SMTP サーバへのアクセス許可を管理します。通常の運用ではとくに制限を行う必要はありません。制限を行うと、SMTP リレーや SMTP 認証などが制限を受ける場合があります。

SMTP リレー許可（重要）
SMTP リレー(XMail を利用して外部へメッセージを送信すること)を許可するホストを定義し、またローカルユーザチェックを行うかどうかを指定します。インターネットでメールサービスを行う場合は必ずリレーの制限を行ってください。

SMTP ホワイトリストの管理(IPベース)
[SMTP アクセス許可] や [不正アクセスホストの管理] によるアクセス制限をまったく行わない SMTP クライアントを IP アドレスで登録します。

SMTP ホワイトリストの管理(ドメイン名ベース)
[SMTP アクセス許可] や [不正アクセスホストの管理] によるアクセス制限をまったく行わない SMTP クライアントをドメイン名で登録します。

SMTP TCP/25 リレー拒否
SMTP の標準ポートである TCP/25 をもっぱら外部からローカルユーザあてのメッセージを受信する目的に使用し、外部から外部への送信(リレー)目的のログインを拒否するためのメニューです。

SMTP 送信保留
ローカルユーザから外部へ送信されるメッセージを一時保留し、送信者自身または管理者による確認のもとに送信を実行します。

SMTP 認証アカウントの管理
SMTP 認証によって XMail を利用できるアカウント(ローカルユーザである必要はありません)を追加/削除します。ローカルユーザは登録を行わなくても SMTP 認証の利用が可能です。

添付の履歴
インバウンド/アウトバウンドの全メッセージについて添付ファイルの情報を収集します。

添付ファイル一括削除（ランサムウェア対策に有効）
到着メッセージから添付ファイルを削除します。

添付ファイルによる受信拒否（ランサムウェア対策に有効）
添付ファイルのあるメッセージの受信を拒否します。

全受信メッセージのロギング(Catch All)
XMail へのすぺての到着メッセージをロギングします。

ウイルススキャン
送受信メッセージを監視し、ウイルスやワームが含まれるものを自動削除します。